これからの新築住宅にできること

仙台コンセプトBOX

PROJECT

1ST CONCEPT
内庭のハウス

私にちょうどいいサイズを、
スマートに。

太子堂駅徒歩7分の立地は、この地域子育てをしているご家族には、とても魅力的な立地です。
この場所で、予算内で、魅力的な家に住んでほしいと考えた私たちチームは、いくつかのネックに向き合います。
それはこの場所の広さ。この立地に住んでいる方の希望を叶えると、きっと車で生活されているから、
駐車場2台分の確保は欠かせません。しかも道路に対して奥行ある立地のため、
部屋の奥まで明るい光をいれられるかという採光の難点。さらに面している道路は交通量が多いため、
通勤や通学に便利な反面、音や振動が気になるかもしれない…
一般的なハウスメーカーだったら、挑戦しないような取り組みに、私たちはチャレンジしました。

ポイントは、「家の中に庭をつくること」でした。

Project Member

  • アイ・クルール
  • KAZUYA SAITO
  • 共栄ハウジング

Concept

コンセプト 断面図

1

内庭

内庭

周辺環境と居住域をやわらかくつなぐ緩衝エリアとしての半屋外空間

2

スキップフロア

スキップフロア

大小異なる空間が組み合わさった光と風が通り抜けるワンルーム

3

構造計画

構造計画

耐震性能を向上させるバランスの良い門型構造壁

4

トリプル樹脂サッシ

トリプル樹脂サッシ

国内最高クラスの断熱性能を持つダブルLow-Eトリプルガラス ※玄関・天窓は除く

5

地中蓄熱式床暖房

地中蓄熱式床暖房

地中熱と深夜電力を組み合わせた経済的で環境にやさしい床暖房

模型

Building Process

1

地盤調査

土地の地盤調査を行いました。
スウェーデン式サウンディング試験という調査試験です。
簡単にいうと、鉄の棒で地面を突き立てていき、
その棒がどれくらい沈むかで地盤の強弱を判断します。
地盤が弱ければ棒はスムーズに沈み、
地盤が硬ければなかなか棒は沈んでいきません。
設計で求める数値が出るまで棒を突き立てていき、
その試験結果をみて地盤改良の有無や基礎の設計を行います。
調査するポイントは建物の四隅と中央の5箇所を基本としています。
いまはどの現場でもこの試験を実施してから詳細設計を行います。

2

地縄張り(縄張り)・遣り方

敷地周辺のマンホールなどの絶対動かないものをベンチマーク
(標点)とし、敷地のレベルを測量機器を使って測ります。
その測量結果をもとに設計GL(グランドライン)を設定し、
工事の基準とします。
あわせて建物の位置を敷地境界杭からの離れからおって
縄を張ることを地縄と呼びます。
今回は先日の地盤調査の結果から地盤改良工事が必要なため、
地盤改良工事前におおよそのレベルと地縄を設定しました。
正確なレベルや位置出しは「遣り方」と呼ばれる作業で行いますが、
それは地盤改良工事が終了した後に実施します。

地盤改良・地盤補強工事

地盤改良には工法が複数あり、その土地の状況に応じて使い分けます。
今回は「柱状改良」という工法を選択しました。
機械を使って地中にセメントで柱を作り、その柱で建物を支える工法です。
比較的安価で、もっとも一般的な地盤改良です。
建物の重量によって柱の本数や太さが変わります。
今回はそこまで重くない建物なので一日で工事は終了しました。

遣り方

遣り方は建物の基準となる位置やレベルを正確に出す作業です。
レーザーで位置を出し、木製の水貫を立て、水糸を張ります。
工事の基準となる、とても重要な作業です。
無事に確認できたので、基礎をつくるために根切りと呼ばれる土を掘る作業に進みます。

3

地業工事

根伐り(掘り方)・割栗石・砕石・転圧・防湿シート・捨てコンクリート

先日施工した柱状改良体が顔を出しています。
基礎梁がきちんその上に乗っているか、水平・垂直方向を
実測して柱状改良体の位置のズレを確認します。
茶色いボードは地中蓄熱式床暖房のパネルです。
これで地面を温めて床暖房とするシステムです。
その上から防湿シートを敷設し、捨てコンを打ちます。
捨てコンは地面をフラットにするほか、地面に墨出しをするためにも必要なものです。
このあと墨出しをし、来週から型枠・配筋工事へと進みます。

捨てコンクリート1
捨てコンクリート2
捨てコンクリート3

捨てコンクリート

4

基礎工事

基礎配筋

設計図を元に職人さんがひとつひとつ鉄筋を結束していきます。
ひと通り組み上がると設計事務所で配筋検査を行い、
合格したのちにコンクリートを打設します。
図面通り、鉄筋が組まれているか、鉄筋と型枠との離れは確保できているのか、
金物は所定の位置に適切に設置されているのかなど、細かく確認していきます。
今回指摘した是正項目を直した後にコンクリートを打設します。

コンクリート打設

基礎の底盤部分(スラブ)と立上り部分のコンクリート打設

このプロジェクトではスラブと立ち上がりを分けて打設します。
今回はスラブの打設です。
ミキサー車からポンプ車へコンクリートを流し、
ホースを使って打設していきます。
コンクリートが隅々まで行き渡るようヴァイブレータで振動させます。
数日養生した後に立ち上がりを打設します。

5

木工事

土台敷きの建築工事

基礎工事が完了しますと、次の工程は土台敷きです。
土台敷きとは、基礎コンクリートの上に土台や大引を設置していく作業です。
基礎も大事な工程ですが、この土台敷きやこのあとの
構造部分は住宅の骨組みとなる大変大事な工程です。
まず、現場へ土台や大引が搬入されてきます。
今は、プレカット工場で予め加工された材料が運ばれてきます。
加工された材料を現場で組み立てるだけだと考えている方もいらっしゃいますが、
現実はそうではありません。昔ほどではないものの、
現場での作業も多くてミスが起こると欠陥住宅を生んでしまいます。

6

構造躯体

建て方(柱・小屋組などの上棟まで)の工事

朝から大勢の大工さんが集まり、クレーンを使って
構造材を次々に組み上げていきます。
一番上の棟梁が組み上がるといわゆる上棟となります。
床板と野地板を貼って、この日の作業は終了です。
躯体が組み上がるとおおよその空間が体感できます。
今回はいろいろな大きさの空間が組み合わさった
断面構成なので、躍動的な印象を強く受けますね。
このあとは構造金物を設置し、構造用合板で壁を固めていきます。

7

屋根工事

野地板・ルーフィング・屋根仕上材の建築工事

屋根が葺き終わりました。
今回はシルバー色のガルバリウム鋼板で縦葺きとしました。
シルバーは光の当たり方によって見え方が異なる、興味深い色味だと思っています。
壁も一部ガルバリウム鋼板縦葺きにする箇所があります。
意匠上のポイントになるところなので、完成するのがいまから楽しみです。
内部も着々と工事が進んでいます。
トップライトから入ってくる光と空間の相性の良さが狙い通りでした。

8

外壁工事

防水工事(透湿防水シート)の建築工事

防水工事と断熱工事が進んでいます。
緑色のシートが防水シートです。
屋根の断熱はこの防水シートの下に設置済みです。
壁には高性能グラスウールを充填していきます。
断熱材が入ると室内環境が変わるのが体感できます。
これから外部は屋根を葺き、内部は配線工事と下地ボード貼りが始まります。

コンクリート打設

外壁仕上げの建築工事

内壁のボード張りと外壁のサイディング張りが進行中です。
階段や手摺の納まりも決定し、あとはガシガシとつくっていく段階まで来ました。
この住宅の肝となる「庭」も良い感じに仕上がりそうです。

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